歩くたび、立ち上がるたびに全体重を支え、
常に刺激を受けている足のうら。
角質が硬くなっているその部分、
もしかしたら
タコや魚の目かもしれません!!
今回は、
女性のための足・靴・歩き方の専門家 aplicie~フットケアサロン アプリシエ~
主宰の大島道子先生からコメントをいただきながら、タコや魚の目の特徴や原因、予防についてお伝えしていきます!
1 タコと魚の目の原因と特徴
タコや魚の目は、圧迫や摩擦などの刺激から皮膚を守ろうとする防御反応です。
サイズの合わない靴や先の尖ったヒール、歩き方の癖、スポーツや立ち仕事など、様々なことが原因で特定の部分に圧力がかかり、刺激から皮膚を守ろうと角質が硬くなり、タコや魚の目になってしまいます。
しかしタコと魚の目は原因は同じでも全く異なるもの。
まずはそれぞれの特徴を理解しましょう!
タコの特徴
医療機関などでは、「胼胝(ベンチ)」と呼ばれているタコ。痛みはさほどなく、刺激を受けた部分が少し黄味を帯びて厚くなります。タコは足だけでなく、体のさまざまなところにできやすいです。
魚の目の特徴
医療機関などでは、「鶏眼(ケイガン)」と呼ばれている魚の目。皮膚の内側に角質が蓄積され硬い芯となり、圧迫されると痛みが伴うのが特徴です。足うらの負担が多くかかっている部分や、指のふち、指の間などに多くみられます。
フットケア専門サロン aplicie
大島先生からアドバイス
2 タコと魚の目のケア方法
タコや魚の目のケアは、その大きさ・形・深さ・硬さなどによって様々です。 特に魚の目は芯の部分まで除去しなくては再発してしまうため、専門知識のあるフットケアサロンや皮膚科などを受診し、状況を見極めて適切な処置を行うことが大切です!
フットケア専門サロン aplicie
大島先生からアドバイス
●削らない角質ケア「ベビーフット」も、
タコ、魚の目ケアとして取り入れられる?
フットケア専門サロン aplicie
大島先生からアドバイス
3 タコと魚の目の予防方法
タコや魚の目の原因は刺激への防御反応とお伝えしました。
予防としては「足を保護する」ことがとても大切です。
普段の生活の中で改善できることを見つけ、タコや魚の目ができにくい生活を送れるよう意識していきましょう!
予防方法
- ■サイズや足の形に合った、
足にフィットした靴を履く - ■先の尖ったハイヒールやパンプス、サンダルなど
つま先が圧迫される靴は避ける - ■クッション性のある靴やインソールを使用し、
衝撃を和らげる - ■歩き方や立ち方など姿勢を改善し、
重心が偏らないようにする
フットケア専門サロン aplicie
大島先生からアドバイス
タコや魚の目について理解し、
適切なケアと予防で
美しい素足を目指しましょう!
今回の記事を監修していただいた先生は…
女性のための足・靴・歩き方の専門家
aplicie〜フットケアサロン アプリシエ〜主宰
大島 道子 先生
HP: https://www.aplicie.jp/
2003年に横浜市中区で
aplicie〜フットケアサロン アプリシエを開業。
様々な足のお悩みのケアに加え、靴や足に合うインソールの作成、姿勢やウォーキングの指導、靴の選び方やセルフケアのアドバイス等を実施。
また、セルフケアからプロ向けまでのフットケアスクールも開講中。足・靴・歩き方の専門サロンとして各メディアから取材を受け、現在は専門家としてアドバイスや監修をも行っている。